「足のラインが気になる」「スキニーを履いたときに隙間が目立つ」など、O脚に関するお悩みは多くの方が抱えています。
実はO脚は、骨格そのものの問題だけでなく、筋肉の使い方や柔軟性不足、日常の姿勢が大きく影響しているのをご存じでしょうか。
正しいストレッチを継続すれば、O脚の改善はもちろん、腰痛やむくみの軽減にもつながります。
この記事では、自宅で簡単にできるO脚改善ストレッチをご紹介します。
O脚の主な原因とは?
O脚は、膝が外側に開き、両脚を揃えたときに太ももやふくらはぎの間に隙間ができる状態を指します。
原因には大きく分けて以下があります。
- 内転筋(太ももの内側の筋肉)の弱化:内ももを支える力が不足し、脚が外側に流れてしまう。
- 股関節の柔軟性不足:股関節が硬いと正しい脚のアライメントを保てない。
- 骨盤の歪み:姿勢の崩れや長時間の座り姿勢で骨盤が歪み、脚のバランスが崩れる。
- 歩き方の癖:外側重心で歩くと脚が開きやすくなる。
これらは日常の積み重ねによって生じるため、意識的に筋肉を整えることが大切です。
O脚改善に効果的なストレッチ
ここでは、自宅で簡単にできる3つのストレッチをご紹介します。
どれも1日5〜10分でできるので、スキマ時間に取り入れてみましょう。
1. 内ももストレッチ(内転筋ほぐし)
- 床に座り、両足の裏を合わせて「合せき」のポーズをとります。
- 両手で足先をつかみ、背筋を伸ばしたまま上体を前に倒します。
- 太ももの内側が伸びているのを感じながら、20〜30秒キープ。
➡ 内転筋を伸ばすことで脚が内側に寄りやすくなります。
2. 股関節ストレッチ(四つん這いワイドストレッチ)
- 四つん這いになり、両膝を肩幅より広く開きます。
- お尻を後ろに引くようにして、股関節の内側を伸ばします。
- 20〜30秒キープを2〜3回繰り返します。
➡ 股関節の可動域を広げ、脚のラインを整える効果があります。
3. 太もも外側のストレッチ(ITバンドリリース)
- 横向きに寝て下の足を伸ばし、上の足を前にクロスして床に置きます。
- 体を少しひねりながら、太ももの外側をじんわり伸ばします。
- 左右それぞれ20〜30秒行いましょう。
➡ 外側に引っ張られやすい筋肉を緩めることで、O脚の改善につながります。
ストレッチと合わせて意識したいポイント
ストレッチを行うだけでなく、日常生活で以下の点を意識するとさらに効果的です。
- 正しい立ち方を意識する:つま先をまっすぐ前に向け、内ももを軽く締める。
- 歩き方を改善する:かかとから着地し、親指側で蹴り出す。
- 長時間の同じ姿勢を避ける:骨盤の歪みを防ぐため、こまめに立ち上がる。
まとめ
O脚は「生まれつきだから仕方ない」と思われがちですが、多くの場合、筋肉のアンバランスや姿勢の癖が原因です。
今回紹介したストレッチはどれも自宅で簡単にでき、毎日少しずつ取り入れることで脚のラインに変化を感じられるはずです。
続けることで、美しい姿勢やスタイルアップにもつながります。
ぜひ今日から実践してみてください。
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京都おざき整体院でございます。