O脚に悩む人は多く、「歩き方のせいで悪化しているのでは?」と感じている方もいるでしょう。
実際、O脚は姿勢や筋肉の使い方の癖と深く関わっており、歩き方を見直すことで改善に近づけます。
本記事では、O脚が改善する正しい歩き方のポイントを詳しく解説します。
日常の移動時間を“美脚トレーニング”に変えていきましょう。
なぜ歩き方がO脚に影響するのか
O脚は骨格の形だけでなく、筋肉の使い方や体の重心の偏りによって起こります。
特に歩行時のクセが積み重なると、脚が外側に流れ、膝が開いた状態が定着してしまうのです。
よく見られる悪い歩き方の例は以下の通りです。
- 外側重心で歩く:小指側に体重が乗ると脚が外に開く。
- ガニ股歩き:つま先が外側を向くことで膝が開きやすい。
- 猫背での歩行:骨盤が後傾し、下半身のバランスが崩れる。
つまりO脚改善には、重心を正しく整え、内ももやお尻の筋肉を使った歩き方が欠かせません。
O脚改善のための正しい歩き方のポイント
1. 足の着地は「かかとから」
正しい歩き方では、まずかかとを地面に下ろし、その後足裏全体へと重心を移動させます。
最後に親指側で地面を蹴り出すことで、内ももとお尻の筋肉が自然に使われます。
2. つま先はまっすぐ前へ
つま先が外に向くと膝も外に開きやすくなります。
進行方向に対してまっすぐつま先を向けることを意識しましょう。
鏡で確認したり、床にテープを貼って練習すると効果的です。
3. 膝は軽く内側を意識
極端に内股にする必要はありませんが、膝が外へ流れないように、内ももを軽く締めるイメージを持ちましょう。
自然に脚のラインが整います。
4. 骨盤を立てて姿勢よく歩く
猫背のまま歩くと骨盤が後ろに倒れ、脚がO脚の形になりやすくなります。
頭のてっぺんを糸で引っ張られるように背筋を伸ばし、骨盤を立てるように意識して歩きましょう。
5. 歩幅はやや大きめに
小さな歩幅では太ももの外側ばかりに負担がかかります。
普段より少し大きめに、かつリズムよく歩くことで、インナーマッスルやお尻の筋肉が鍛えられ、O脚改善に役立ちます。
自宅でできる歩き方トレーニング
日常の歩行だけでなく、練習として取り入れると効果的な方法を紹介します。
● モデルウォーク練習
- 床に一本のラインをイメージし、その上を歩くようにします。
- 片足を出すとき、かかとがそのライン上に乗るよう意識。
- 体が左右にブレないよう、腹筋と背筋を使って歩きましょう。
➡ 脚がまっすぐ前に出る習慣が身につきます。
● 内ももタオルウォーク
- 膝の間にタオルを挟んで歩きます。
- タオルを落とさないよう意識すると、自然と内ももが使われます。
➡ 内転筋を鍛える効果があり、O脚の引き締めに効果的です。
● かかと上げウォーク
- つま先立ちになって数歩歩きます。
- ふくらはぎとお尻に力が入り、脚のラインが整いやすくなります。
➡ 重心を親指側にのせる感覚を養えます。
日常で意識する習慣
ストレッチやトレーニングと合わせて、普段の生活でも次の点を心がけましょう。
- 椅子に座るときは膝を閉じる
- 立ち姿勢で片足重心にならない
- 靴の減り方をチェックする(外側ばかり減っていたら要注意)
まとめ
O脚は「骨格のせい」と思われがちですが、実は歩き方や姿勢が大きく関係しています。
正しい歩き方を習慣化すれば、脚のラインがまっすぐ整うだけでなく、姿勢改善や疲れにくさにもつながります。
今日から移動時間を“美脚トレーニング”に変えて、少しずつO脚改善を目指していきましょう。
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