モートン病は、足趾の付け根の神経が圧迫されることで起こる疾患です。
女性に多く、40~60歳代に発症しやすいのが特徴です。
モートン病の症状
- 足趾の付け根の痛み、しびれ、灼熱感
- 歩行時や立ち仕事時に症状が悪化する
- 靴を脱ぐと症状が軽快する
- 足趾の付け根に腫瘤を触れることがある
モートン病の原因
- ハイヒールや先の細い靴を履く:足趾が圧迫され、神経が傷つく
- 外反母趾:足趾が変形し、神経が圧迫される
- 足底筋膜炎:足底筋膜が炎症を起こし、神経を圧迫する
- 糖尿病:糖尿病による神経障害が原因で発症する
モートン病の診断
- モルダーステスト:足趾を背屈させると痛みが強くなるかどうかを調べる検査
- ティネルサイン:足趾の付け根を叩くと、足先にかけて痛みやしびれを感じるかどうかを調べる検査
- 足部レントゲン
- 足部MRI
- 神経伝導検査
モートン病の治療
- 靴の変更:ハイヒールや先の細い靴を避け、幅広で柔らかい靴を履く
- インソール:足裏のアーチを支え、神経への圧迫を減らす
- 足指の間を広げる器具:神経への圧迫を減らす
- 消炎鎮痛剤:痛みやしびれを和らげる
- 神経ブロック:神経にブロック注射を行い、痛みを和らげる
- 手術:上記の治療で改善しない場合(最終手段)
モートン病の予防
- ハイヒールや先の細い靴を避ける
- 足に合った靴を履く
- 外反母趾などの足の変形を治療する
- 糖尿病などの持病を適切にコントロールする
モートン病は、早期発見・早期治療が大切です。
足趾の付け根に痛みやしびれを感じたら、早めに専門院を受診しましょう。
おざき整体院
京都府京都市中京区壬生西大竹町11
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おざき整体院 京都本院でございます。