足底筋膜炎は、かかとや土踏まずに痛みを感じ、歩行や運動時に支障をきたす足のトラブルです。
多くの方が経験する症状ですが、自然治癒するケースと、長期化するケースがあります。
足底筋膜炎の治癒期間
足底筋膜炎の治癒期間は、症状の程度や原因、治療法によって大きく異なります。
- 軽度の場合: 数週間から数ヶ月で自然治癒するケースが多いです。
- 中等度の場合: 適切な治療を受けることで、3ヶ月から6ヶ月程度で症状が改善されます。
- 重度の場合: 1年以上症状が続くこともあります。
症状の程度
- 軽度: 朝起きた時や立ち上がった時などに痛みを感じるが、歩行中に痛みは軽減する。
- 中等度: 歩行中も痛みを感じ、長時間の歩行や運動が困難になる。
- 重度: 安静にしていても痛みを感じ、歩行が困難になる。
原因
- 足の使い方: 扁平足やハイアーチ、外反母趾などの足の形状が原因となる場合が多い。
- 運動: ランニングやジャンプなどの運動による負荷が原因となる場合がある。
- 体重: 肥満による足への負担が原因となる場合がある。
治療法
- 安静: 痛みがある場合は、運動を控え、足を休ませることが大切です。
- アイシング: 患部を冷やすことで、痛みや炎症を抑えることができます。
- ストレッチ: 足底筋膜やふくらはぎのストレッチを行うことで、柔軟性を高め、痛みを軽減することができます。
- テーピング: 足底筋膜をサポートし、痛みを軽減することができます。
- 薬: 痛み止めや炎症を抑える薬を服用することがあります。
- 装具: 扁平足やハイアーチを矯正する装具を使用することで、足底筋膜への負担を軽減することができます。
- 注射: ステロイド注射やヒアルロン酸注射を行うことで、痛みを軽減することができます。
- 手術: 保存療法で改善が見られない場合、手術を行うこともあります。
足底筋膜炎の予防
足底筋膜炎を予防するには、以下の点に注意しましょう。
- 足に合った靴を選ぶ: 足の形状に合った靴を履くことで、足底筋膜への負担を軽減することができます。
- 運動前にウォーミングアップをする: 運動前に足底筋膜やふくらはぎのストレッチを行うことで、怪我を予防することができます。
- 体重を適正に保つ: 肥満は足底筋膜炎のリスクを高めるため、体重を適正に保つことが大切です。
まとめ
足底筋膜炎の治癒期間は、症状の程度や原因、治療法によって異なります。
多くの人は数ヶ月程度で治りますが、中には1年以上症状が続くこともあります。
早期発見・早期治療が大切です。
足底筋膜炎の症状がある場合は、早めに専門院に受診しましょう。
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