外反母趾の手術ってどんな手術?

外反母趾の適切な治療をおこなったけど痛みの改善が得られない、見た目の変形を良くしたいといった場合の治療法として手術が選択肢に入ってきます。

 

そこで今回は『外反母趾の手術ってどんな手術?』という記事を作成していきます。

 

病院で外反母趾の手術をしたほうがいいと言われたけど実際にどんな手術をされるのか分からないとそんな不安がある方や、外反母趾の痛みがあるけど病院に行ったらいいのか整体に行ったらいいのか分からないといった方は最後までご覧ください。

 

【手術様式】

主な手術法として軟部組織矯正術中足骨骨切り術基節骨骨切り術関節固定術や関節形成術などがあります。

手術に関して分かりやすい動画があったのでこちらの動画も参考にしてください。

手術と健康チャンネルさん
https://www.youtube.com/@user-rc7fl7fo3d

 

【外反母趾手術に関するよくある質問】

(1)麻酔は全身麻酔?局所麻酔?

麻酔は全身麻酔で行うのが一般的ですが重症度によって変わってくるようです。

軽度~中等度外反母趾に対する手術では局所麻酔での手術も可能なようです。

 

(2)手術の所要時間は?

約1~2時間といったところです。

(3)入院期間は?

入院期間は1週間~3週間。リハビリ期間も含めると約1ヶ月です。

 

(4)日帰り手術は可能か?

軽度な外反母趾の手術は日帰りも可能みたいですが、一般的ではありません。

基本手術は入院になります。

 

(5)術後の経過は?

術後は、足部から足関節までを約2週間固定し、その間は松葉杖生活です。

2週以降は少しずつ体重をかけて生活していきます。

荷重をかける度合いは骨を切った部分がしっかりくっついているかどうかをレントゲンを見て判断します。

通常は術後2ヶ月もすれば骨がしっかりとくっつき、歩行も支障なく行えるようになります

 

【手術を検討されている方へ】

手術を検討される方には、いろいろ理由があると思います。

主には痛くて生活に支障が出る、外観が気になるの2つだと思います。

女性であれば見た目が気になる気持ちも良くわかります。

しかし見た目だけで手術を行うと手術しなければよかったと後悔する事もあります

 

見た目は変形があって問題なく歩けていた人が見た目だけのために手術を行い、その結果かえって歩きにくくなってしまったと言うケースをときどき見かけます。

手術により外観はきれいに矯正されたものの、足のバランスが悪くなり歩き辛くなってしまう事が多々あります。

変形は治っても歩行に障害が残ってしまっては手術した意味がありません。

つまり手術の適応は見た目だけで決めるのではなく、機能を重視して決めるべきだと考えています。

 

そもそも痛みは手術をしなくてもよくなるケースがほとんどです

足のバランスを整え、機能を回復することが出来ればしっかりと痛みの改善はします。

 

当院には1度手術をされたけど外反母趾が再発して来院されている方もいます。

再発の理由は、手術後足のアーチの改善や浮き指の防止をしなかったことが原因です。

 

外反母趾の痛みでお悩みでどうしていいのか分からずこの記事を読んでいる方は当院にご相談ください。

あなたの外反母趾の治療。私にお任せください。

外反母趾について詳しくはこちら

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