自宅でできる外反母趾の5つの治し方

自宅でできる外反母趾の治し方をご紹介します。

1.足の運動を行う

足の筋肉を強化し、足の形を整えることが外反母趾を治療するうえで効果的です。

まずは、足の指を曲げたり伸ばしたりする運動を行い、徐々に足首やふくらはぎを使った運動に移行しましょう。

また、ストレッチングやヨガのポーズを取ることで、足の柔軟性を高めることも有効です。

2.適切な靴を履く

外反母趾の原因の一つとして、適切な靴を履いていないことが挙げられます。

人工的なかかとの高い靴や、細くてつま先がとがったハイヒールなどは、足に負担をかけることが多いため、避けるようにしましょう。また、アーチサポートがしっかりとした靴を選ぶことも大切です。

3.アイシングをする

足のかかとや親指の付け根など、痛みがある箇所にアイシングすることで、炎症を抑えることができます。

ビニール袋に氷をいれ、足に当てるだけでOKです。

注意点として、直接氷を当てると凍傷を引き起こす可能性があるため、タオルや布などで包んでから当てるようにしましょう。

4.足浴をする(慢性期)

足を温めることで血流が良くなり、痛みを緩和することができます。

湯船に足を浸けるだけでなく、お風呂上りに、温かいタオルで足を包むという方法も効果的です。

また、塩やハーブを加えた足浴もおすすめです。

5.栄養バランスを整える
栄養バランスが悪いと、筋肉や骨に必要な栄養素が不足し、外反母趾を悪化させることがあります。

カルシウムやビタミンDが豊富な食品を積極的に摂取し、バランスの良い食生活を心がけましょう。

以上、自宅でできる外反母趾の治し方についてご紹介しました。

ただし、症状が軽度ならセルフケアで良くなる可能性がありますが、中程度～重度の外反母趾の場合はセルフケアで良くなる可能性は少なです。

外反母趾の痛みが慢性的に続いている方は当院にご相談ください。